google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 日本一周紀行: 伊勢神宮、平成25年度・第62回式年遷宮

2015年4月3日金曜日

伊勢神宮、平成25年度・第62回式年遷宮


.




伊勢神宮、平成25年度・第62回式年遷宮



宮川河川敷をそりで曳かれる役木


五十鈴川の川曳きの様子


遷宮のために用意された役木(以上、第61回式年遷宮  wikiより)




伊勢神宮は、第62回目の式年遷宮を迎えた。

持統天皇の御世から20年に一度、1300年以上も続く社殿造営は甦りの象徴でもある。
そこには、古事記が伝える神話とともに、大切な日本人の源流が息づいている。


式年遷宮では内宮の天照大神、外宮の豊受大神や神々の御装束神宝も全て一新される。
始まりは飛鳥時代からともされ、約1300年以上続く一大神事である。


遷宮は飛鳥時代の天武天皇が定め、次の持統天皇の時に第1回目が行われた。
以後、戦国時代の一時期に120年間も修理だけで耐えたこともあり、また第二次世界大戦後は時期をずらせたこともあったが、それらを除き20年に一度繰り返されてきた。



今回は第62回を数え、21世紀になって初めて迎える式年遷宮となる。

そして、2005年(平成17年)から第62回式年遷宮の各行事が進行し、2009年(平成21年)に主要な行事である内宮に係る「宇治渡始式」が、2013年(平成25年)には正遷宮(神体の渡御)が斎行された。

神宮司庁によると、8年前から始まる2013年(平成25年)の第62回式年遷宮全体の費用は、建築、衣服、宝物の製作を含め約550億円と公表した。




その式年遷宮では、約800種、1600点の御装束神宝を古式により新しく作り殿内に納められる。
古代のままに、その時代・時代の最高の刀工、金工、漆工、織工などが最高の美術工芸家によって調製される。

そう、式年遷宮は日本古来の建築や美術工芸の優れた技術を受け継ぎ、唯一無二の文化と魂を伝承するお祭りでもある。


久しくして伊勢神宮を参拝した時 (2005年)、すでに第62回神宮式年遷宮の各行事が進行中であった。
過ぐる平成16年春、今上天皇(遷宮の主宰者)から正式に許可が下りて「遷宮準備委員会」も結成され、その答申に基づいて本格的な準備が進められているという。 

遷宮にあたっては、凡そ1万本以上の檜材が新規に必要とされているが、旧殿に使用された殆どの用材は神宮内や摂社・末社をはじめ全国の神社の造営に再利用されている。







第62回(平成25年度)、式年遷宮までの主要行事
年代・月日祭事・行事
2005年5月2日山口祭・木本祭(用材切り出し)
同年・9月17日、19日御船代祭(御神体を納める用材伐採)
2006年4月21日木造始祭(木取り作業の開始)
同年・5~7月御木曳行事(用材を両宮に搬入)
2007年・5~7月御木曳行事(第2次)
2008年 4月25日地鎮祭(新宮の地鎮)
2009年11月3日宇治橋渡始式(宇治橋の新設完成)
2012年3月4、6日立柱祭((正殿の御柱を建てる)
同年・3月26、28日上棟祭(正殿の棟木を上げる)
2013年7~8月御白石持行事(新宮地の石を持参)
同年・9月杵築祭(敷地を固める)
同年・10月後鎮祭(新宮完成を喜ぶ)
同年・10月御遷宮(御祭神のお引越し)


伊勢神宮の式年遷宮の歴史
和年代・(西暦)遷宮・内容
3世紀中ごろ崇神天皇が天照大神を笠縫邑に祀る
3世紀末ごろ倭姫命の伊勢巡行伝承
5世紀後半豊受大神が丹波から伊勢に
敏達14(585)酢香手姫が伊勢神宮の奉仕に
天武2(673)壬申の乱の後、大来皇女を斎宮に
持統4(690)内宮初の式年遷宮
持統6(692)下宮の式年遷宮
和銅2、4(709、711)内宮、下宮の式年遷宮
以降、ほぼ20年毎に遷宮
永享6(1434)第39回式年遷宮
永禄6(1563)戦国期、129年ぶり遷宮
慶長14(1609)第42回式年遷宮(内下宮、同時遷宮。以降、20年毎に遷宮)
昭和28年(1953)第59回式年遷宮(戦後初、24年ぶり)
平成5(1993)第61回式年遷宮
平成25(2013)第62回式年遷宮





【小生の主な旅のリンク集】


《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)  日本温泉紀行 

【日本の世界遺産紀行】   北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉   大日光紀行と世界遺産の2社1寺群   

東北紀行2010(内陸部)    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002   日光讃歌



【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   日光の山々   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」   「日光の自然」





01. 15.

トラッキング