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2013年6月10日月曜日

新・日本紀行(111)いわき 「蛙の詩人・草野心平・Ⅲ」







 新・日本紀行(111)いわき 「蛙の詩人・草野心平・Ⅲ」  




土の臭いのする「草野心平」氏




草野心平は、1903年石城郡上小川(現いわき市小川)で生まれている。 
兄も詩人で、心平に大きな影響を与えたという。

旧制磐城中学(現、磐城高校・・小生の大先輩)、慶応大学普通部の入・退学を繰り返し、中国に渡って嶺南大学(現、中山大学)で学ぶ。 
帰国後、詩を書きながら貧窮の中で各地を転々としながら、編集者、記者、宣伝部員から貸本屋、焼鳥屋、居酒屋の経営まで手がけるが、商売上手ではなかったようである。 

そんな中で、宮沢賢治と八木重吉(日本の詩人:明治31年、町田市相原町に生まれる、キリスト教徒、肺結核により29歳の若さで死去)を広く世に紹介し、高村光太郎との温かい友情は終生続いたという。


詩人としては、詩集「第百階級」「定本・蛙」などで評価を確立し、蛙を通して生命力への賛美と自然のエネルギーをうたう「蛙の詩人」と親しまれた。
それが縁で、隣の福島県川内村(天然記念物モリアオガエルの生息地)の名誉村民になって毎年村を訪れ、自分の蔵書を村に寄付しているという。

いわき市名誉市民、日本芸術院会員、文化功労者のほか、昭和62年には文化勲章受賞。 昭和63年(1988)11月12日、85歳で生涯を終えている。

次回は、勿来の関



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新・日本紀行(111)いわき 「蛙の詩人・草野心平」


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 新・日本紀行(111)いわき 「蛙の詩人・草野心平」  






土の臭いのする「草野心平」氏




「いわき」を語る時、一人の偉大な人物がいた。 

しかも、小生の大先輩でもあるから是非紹介しておきたい。 
かえるの詩人・「草野心平」氏である。



春の歌』 詩 草野 心平

かえるは、冬のあいだは土のなかにいて、春になると地上に出てきます。 
そのはじめての日のうた。

ほっ まぶしいな
ほっ うれしいな
みずはつるつる
かぜはそよそよ
ケルルン クック
ああいいにおいだケルルン クック

ほっ いぬのふぐりがさいている
ほっ おおきなくもがうごいてくる
ケルルン クックケルルン クック




かえるのシンペイ」は・1987年の文化勲章を受章している。

1931年、東京・麻布十番で焼鳥屋台「いわき」を開店した、
1952年、文京区に居酒屋「火の車」を開店、
1957年には新宿にバー「学校」を開いている。

かえるのシンペイは、やはりかえる同様、水に縁があったようだ。 
それでも貧乏神はシンペイの元を去らず、未だ面識のなかった宮沢賢治あてに「コメ1ピョウタノム」と電報を打った。 
賢治に電報を打ったのは、彼が農場を持っているのを知っていたのである。

次回、シンペイの宮沢賢治評





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